Suno AI 日本語マニュアル 非公式・2026年10月20日時点

Chapter 06

Suno AIの著作権と商用利用ルール

注意。 このページはSuno公式ヘルプの内容を要約した参考情報であり、法的助言ではありません。著作権・商用利用に関する最終判断は、必ずSunoの利用規約(Terms of Service)原文と、必要に応じて専門家(弁護士等)にご確認ください。
2026年9月3日に利用規約が改定されました。 商用利用の権利が「有料プラン中に作ったかどうか」だけでなく、「有料プラン中にダウンロードしたかどうか」と結びつくようになりました。公式ヘルプには改定前(2025年12月〜2026年1月更新)の記事も残っており、記述が食い違う部分があります。このページでは新しい規約と2026年9月以降の記事を優先して説明しています。

商用利用権と所有権の基本的な考え方

  • Freeプラン:作った曲は個人的・非商用の目的でのみ使えます。Sunoのリンクで共有したり、Sunoのページで公開したり、収益化しない個人のプロジェクトに使ったりはできますが、収益化はできません。
  • Pro/Premierプラン:作った曲について、Sunoが持つ権利がユーザーに譲渡され、ユーザーが所有者になります。加入中にダウンロードした曲には商用利用権が付き、Sunoが収益の取り分を求めることなく、自由に収益化できます。

新しい規約では、商用利用は「承認された方法でダウンロードした曲」に限られ、ダウンロードしていない曲は商用利用できないと定められています。一方で、ダウンロードによって得た商用利用権は永続的で、その後ダウンロード枠を使い切っても影響を受けません。ダウンロード枠の数え方はダウンロード上限を参照してください。

商用利用権が付与されていても、これは著作権の保護を保証するものではありません。著作権としての保護対象になるかどうかは、各国・地域の著作権局の判断によります。

出典: Terms of Service(2026年9月3日施行) / What rights do I have with a paid subscription? / What rights do I have with the free plan? / Does Suno own the music I make?

有料プランでできること

  • 月間クレジットの範囲で曲を作る(年額プランも毎月補充)
  • 曲をダウンロードしてSunoの外で使う
  • 曲を収益化する、配信サービスに配信する
  • 映画・TV・ゲームで使う
  • Bandcampなどで独自に販売する
出典: What rights do I have with a paid subscription?

無料プランのトライアルダウンロード

無料プランのトライアルダウンロード(最大7曲)は、個人的・非商用の利用に限られます。トライアルダウンロードした曲に商用利用権は付きません。

出典: How do free trial downloads work? / How do downloads work?

解約したらどうなる?

  • ライブラリと曲はそのまま残り、無料プランとしてSunoで再生・共有できます。ダウンロードは無料プランの条件になります。
  • 有料プラン加入中にダウンロードした曲の商用利用権は残ります。
  • 「ダウンロード無制限」を含む年額プランを購入していた人で、続けたくない場合は suno.com/account から解約できると案内されています。
出典: Upcoming Changes FAQ: Downloads, Models, and Terms of Service

商用利用・非商用利用とは何か

  • 商用利用(Commercial use):曲を使って収益を得られること。配信、ストリーミング、映画・TV・ゲームでの使用、独立販売なども含め、収益はすべて自分のものになります(Sunoは取り分を求めません)。
  • 非商用利用(Non-commercial use):個人で楽しんだり友人と共有したりはできますが、販売したり、収益化されたYouTubeチャンネルやSpotifyなどの収益プラットフォームに載せたりすることはできません。
出典: What is commercial use? / What is non-commercial use?

Spotifyなど配信サービスへの配信について

商用利用権のある曲であれば、好きな配信代行サービスを使ってSpotifyやApple Musicなどに配信したり、YouTube・TikTokなどの投稿に使用したりできます。Sunoへのクレジット表記は必須ではありません。

無料プランで作った曲は? 改定前の記事(2025年12月更新)には「後から有料プランに加入しても、無料プランで作った曲に遡って商用利用権は付かない(特定の曲に例外的に認める場合はある)」とあります。一方、2026年10月更新のRemix記事では「加入していないときに作った曲も、有料プランのダウンロード枠を使えば商用利用の対象になりうる」と説明されています。無料プラン時代の曲を収益化したい場合は、利用規約の原文を確認するか support@suno.com に問い合わせるのが確実です。

重要な注意。 収益化する場合、その楽曲に使われている素材(特に歌詞)の権利を100%自分が持っている必要があります。他人の歌詞を使って収益化しようとすると、YouTubeチャンネルの停止や、配信代行サービスからのブラックリスト入りにつながる可能性があります。
出典: Can I distribute my songs to Spotify, etc? / If I subscribe, do I get rights for the songs I made before subscribing? / Can I monetize a Remix?

歌詞の権利関係

  • 自分で書いた歌詞:プランに関係なく、あなた自身がその歌詞の権利者です。異なるスタイルの曲に同じ歌詞を使い回すことも自由です。
  • 他人の歌詞を使う場合(共作など):歌詞やその他の素材について必ず許可を得る必要があります。作詞者が歌詞の権利を持ち、あなたは「利用の許可」を得ている立場になります。
  • Reuse Promptで他人の曲を参考にする場合:スタイルの模倣は問題ありませんが、元の曲に作者が書いた歌詞が含まれる場合、その歌詞を使うには許可が必要です。
出典: What if I have a free plan but wrote my own lyrics? / What if someone else wrote lyrics in my song? / Can I use Reuse Prompt with someone else's song?

Sunoで作った曲の著作権について

著作権(Copyright)は、創作物を複製・配布・翻案・上演する法的権利を指しますが、その認定基準は国や地域によって異なります。そのため、Sunoは生成された曲に著作権が生じることを保証していません。また、所有者であることと著作権を持つことは別の話です。

米国の例では、著作権保護の対象は「人間が創作した部分」に限られます。100%AIのみで生成された音楽は著作権保護の対象にならず、プロンプトを書いただけでは曲を創作したことにはなりません。一方で、自分で書いた歌詞はあなたのものです。多くの著作権局では歌詞単独で登録でき、歌詞をもとに曲全体を登録できる場合もあります。地域によっては、あなたを作者、Sunoを制作のための「楽器」とみなし、曲が著作権保護の対象になることもあります。

Pro/Premier加入中に作った曲であれば、配信などでその曲を収益化できるのは基本的にあなただけです。ただし、配信代行サービスによっては著作権保護の対象にならない曲を受け付けない場合があるので、複数のサービスを比較し、規約を読んでおきましょう。

著作権局への登録で「人間がどの程度創作に関与したか」を判断するのは著作権局であり、Suno側では申請が受理されるかどうかを保証・証明できません。個別の判断については、音楽ビジネスに詳しい弁護士など専門家への相談をおすすめします。

出典: What are copyrights? Or, what is copyright? / Can I register my songs with my region's copyright office? / Do I have the copyrights to songs I made?

RemixとExtendの権利関係

曲でRemixを許可していても、作者が権利を手放したり、あなたのRemixの収益化を認めたりしたわけではありません。収益化できるかどうかは、元の曲が誰のものかで決まります。

  • 自分が元の作者の場合:自分の曲のRemixは、元の曲を作ったときに加入していたかどうかにかかわらず、有料プランのダウンロード枠を使ってダウンロードすれば商用利用の対象になりえます。
    • 有料プラン加入中に作った曲:ダウンロードすると商用利用できるようになる
    • 加入していないときに作った曲:有料プランのダウンロード枠を使えば対象になりうる(使わなければ対象外)
  • 自分が元の作者でない場合:そのRemixは収益化できません。新しい規約では、他人の曲のRemixは元の作者とRemixした人の共有(持ち分は半々)とされ、商用利用は認められていません。
  • Extend(曲の延長)の権利:延長した部分にも、元の制作者や素材の権利が及びます。他人の曲を延長した場合、その中に含まれる歌詞やアップロード音源には元のユーザーの権利が及ぶため、所有権を主張したり収益化したりすることは避けるべきです。
出典: Can I monetize a Remix?(2026年10月6日更新) / Terms of Service(2026年9月3日施行) / Who owns an extension?

権利や所有関係について不明な点がある場合は、音楽ビジネスに詳しい弁護士など専門家に相談することをSunoも推奨しています。

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